北海道FIDバスケットボール大会報告
はじめまして。
ブログに初投稿させていただきます、バスケ555コーチの水嶋です。
12月1日、北広島市総合体育館にて北海道FIDバスケットボール大会が開催されました。当日は、小笠原監督が仕事のため不在でした。そのため、私が監督代行ということで指揮をとらせていただきましたので私なりの視点で振り返らせていただきます。
私がこの大会で大切にしたいと思ったことは、「いつもの555で!」ということだった。メンバーがいつもの笑顔でバスケットボールを楽しんで欲しいという一心だった。
開会式が終わり、男子の1試合目。相手は白樺高等養護学校。ウォーミングアップも不十分で、ミーティングすらできないまま、試合に入ってしまった。
劣勢が続き、時間だけが過ぎてゆく。そんな中、アスカの「みんな元気がないんだよ」という一言。
そこから、555の反撃が始まった。しかし、時すでに遅し。
監督代行として、みんなに申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。何もできなかった。
改めて、笑顔と元気に声を出すことの大切さを実感した試合であった。
その後、すぐに女子の1試合目。相手は、雨竜高等養護学校。初めての試合なのに、緊張もなく元気ハツラツ。ベンチにいるコーチ陣も元気ハツラツ。
みんながそれぞれの役割をしっかりとこなし、初勝利をあげることができた。
休憩をはさみ、女子の2試合目。相手は白樺高等養護学校。前半はシュートがよく決まり、互いに譲らない展開が続く。男子メンバーもベンチの後ろで、必死の応援。
しかし、後半に入り少しずつ疲れが見え始め、残念ながら力及ばず。
555メンバーが一丸でとなった試合であった。
3位入賞あっぱれ。
そして555にとって最終試合となる、男子の2試合目。相手は雨竜高等養護学校。メンバーは試合前、「この試合に勝たないと小笠原監督に会わせる顔がない」と言っていた。
気合十分で試合に臨み、前半を10点差で折り返す。後半に入り、差を縮められるものの、2点差で逃げ切り勝利。
この試合でとびだした「フライングハタセ?」は、MVP級の活躍であった。
今回の大会はバスケ555の歴史に大きな1ページを刻むであろう、女子チームの参加が実現した。5人のみの参加であったが、全員で支え合い、最後まで走りきったことは何物にも変え難い成果となっただろう。
参加して、感じたことは「つながり」の大切さである。
チームメンバーとの「つながり」、555を支えてくれている人との「つながり」、バスケットができる環境を作ってくれている家族との「つながり」など、たくさんの「つながり」がある。
「つながり」は目には見えないが、「つながり」を心で感じることはできる。
これからも、この「つながり」を大切にしていきたい。
最後に、スポーツへの関わり方は「する・見る・支える」の3つがあり、どれも欠かせないものである。現在は「する・見る」はできているが、「支える」ことはまだできていない。
そこで、私の勝手な思いつきであるが・・・、いつか「バスケ555カップ」という名称で、555メンバーが大会運営の全てを行い、後輩達や多くの仲間達に大会参加の機会を保障することができないだろうか。
バスケットボールとの新たな関わりができるとともに、555が発展していくためには欠かせない、たくさんの人との「つながり」ができるものと信じて。
今回の大会参加で多くのことを学ばせていただきました。皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、これからもバスケ555をよろしくお願い致します。
水嶋星陽
- 2012.12.03 Monday
- 大会の話
- 08:30
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- by 555
いつも感動受けています
明るく働き続けるにはスポーツを通しての仲間つくりが大切
ここ数年、そんなことを実感させてもらいました
いつも、ありがとう。。。